2010年1月27日水曜日

QCでRSS表示

RSSは、ニュースやブログなど各種のウェブサイトの更新情報を簡単にまとめ、配信するための幾つかの文書フォーマットの総称である。(wikiより転記)

AEで作る映像とは全てオフラインでありネットワークを使いオンラインでデータを取得する事はできません

QCではRSSを取得しリアルタイムで描画することができます


「RSS inporter」を配置して下さい

バージョンによっては名称が違いますが「RSS」は一緒です

「Information(全体の情報)」「Article List(記事の内容)」「Downloard Progress(未解読)」「Done Signal(未解読)」になります


こちらは「Structure」つまり複数のデータが混在しているデータ形式になりますので

そのまま描画パッチの「Billbord」や「Sprite」につないでも描画されません

「Structure」を解読するには「Structure Index Member 」を経由し「Billboard」にして下さい

画面に「apple hot news」と表示されるのを確認して下さい

これはアップルのニュースサイトからRSSを取得しているからです


「RSS inporter」のパラメーターを開き取得したい「URL」を入力して下さい

URLの入力で気をつけなければならないのは

「http://」は削除し「feed://」に書き換えて下さい

これで「RSS」の取得は完了です

しかしこのままでは取得した「RSS」の全体のタイトルを表示したにすぎません

記事を表示するには「RSS inporter」の「Article List」につないで下さい

「Article List」の中には「title(タイトル)」「url(URL情報)」「 description (中身)」

が含まれています

こちらを取り出すには「Structure Key Member」が必要です


「Key」に「title」と入力する事によって記事のタイトルを表示する事が出来ます

「Structure Index Member 」の後に「Structure Key Member」を追加し

前回も登場した「image With String」でお好みのフォントを指定し「Billboard」につなぎます


つまり指定した「URL」の「0」の記事の「title」を描画したことになります

しかしこれでは「0」の記事しか読む事が出来ません

RSSは幾つもの記事が集合しているので「Structure Index Member 」が「0」のままでは

都合が悪いので自動的に変わるようにしていきます

「Structure Count」を配置してください

こちらはStructureデータが幾つあるかを数えるパッチです

つぎに「Interpolation」を配置して下さい、こちらは2つの値の間の値を出力するパッチです

Start Value (Number) : 初期値。
End Value (Number) : 終了値。
Duration (Number) : 初期値から終了値に変化するまでの時間 (単位 : 秒)。
Repeat Mode (Index) :
None : 初期値から終了値まで一度変化させて終わり
Loop : 初期値から終了値への変化を繰り返す
Mirrored Loop : 初期値から終了値、終了値から初期値を繰り返す
Mirrored Loop Once : 初期値から終了値、終了値から初期値までを一度変化させて終わり
Interpolation (Index) : 初期値から終了値までの変化のタイプ

Linear
Quadratic In
Quadratic Out
Quadratic In-Out
Cubic In
Cubic Out
Cubic In-Out
Exponential In
Exponential Out
Exponential In-Out
Sinusodial In
Sinusodial Out
Sinusodial In-Out

(おなかすいたwikiより転記)

非常に便利なパッチですので必ず覚えておきましょう

下記の図のように配置してください


これでRSSの内容が順番に表示されていきます


最後に演出をほどこします

私は記事が変わるときに急にかわるより、徐々に消えていって徐々に現れる

つまり「フェードイン」「フェードアウト」してほしいので

「Billboard」のカラーに「Interpolation」と「HLS color」をつなぎます


「AE」などの映像ソフトの場合はディゾルブというエフェクトが

あらかじめあります。また「透明度」を調節する事によってフェード効果が演出できます

QCの場合もレイヤーですので「HLS color」にある「アルファチャンネル」の値を「0」

にすることによって画像は描画されているが透明にすることが可能です

「interpolation」は初期値0から終了値1を指定

「inspector」モード名の矢印で「seting」モードにします


左図のような座標が表示されます

下を「0」上を「1」になっています

このままだと「フェードイン」は適応されますが

「フェードアウト」は適応されません


「customized」を選択し右図のようにグラフを変更します

これで「0」「1」「0」つまり「フェードイン」

「フェードアウト」ができます


最後に画面の寂しい部分にお好みのデザインを描画し完成です


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