2010年4月25日日曜日

SynVisumワークショップ レポート


4,24 祐天寺にてゴングインターナショナルさんの「SynVisumワークショップ」が行われました

「SynVisum」とは(※以下 kuwatec公式サイトより転記)

SynVisum(シンビジューム)は、Mac OSX の描画機能「Quartz」(クオーツ)によって提供される視覚効果「コンポジション」を表示するアプリケーションプログラムです。
複数のコンポジション、静止画像ファイル、QuickTime 動画ファイル、およびビデオ入力を、任意の割合で混合して表示できます。
システムおよび SynVisum 提供のコンポジションのほか、Quartz Composer(クオーツコンポーザー)を使用して作成されたコンポジションも使用できます。
弊社製 DoctorMX(USB/DMX インタフェース)を使用して、個々の「コンポジション」の混合量やコンポジション固有のパラメーターを外部からの DMX 信号によって制御できます。
また、MIDI、OSC、および音声入力によっても制御できます。


こちらは「grandVJ」や「motion dive 5」等と同じく映像演出の為のアプリケーションですが

「grandVJ」クラブイベント等によるVJ

「motion dive 5」Ustream等の映像配信

「SynVisum」コンサート、舞台等の映像演出装置

という位置づけで開発されているようです

舞台装置ならではDMX卓での制御も備えております(※別途クワテック社DoctorMXが必要)

またOSCによる外部デバイスから制御、注目の専用Webサーバからの遠隔制御がサポートされています

最近では舞台演出としてLEDの需要が高まっていますが「SynVisum」はLEDへの出力もでき大スケールのステージ演出を楽しめます

こちらの「SynVisum」もやはり「Quartz Composer」のコンポジションファイルを読み込め「AudioInput」などにも対応しています

これからの映像演出には「Quartz Composer」はスタンダードとして需要があることを示していました


 ゴングインターナショナル http://www.gonginternational.jp/index.php

 kuwatec http://www.kuwatec.co.jp/index.html

 antymark http://antymark.com

2010年4月23日金曜日

QuartzComposer Workshop#6 レポート

4月18日 アップルストア銀座

DJGJの「Quartz Composer ワークショップ #6 ピアノトトモニ篇」が行われました


「ピアノトトモニ」と題された

今回のワークショップは「映像」と「音楽」をテーマに

MIDI鍵盤の演奏に合わせたQCの映像演出を魅せてくれました






※以下「DJGJ」公式サイトより転記

内容は、ピアノ演奏と、QCのコラボレーション ワークショップでした。
ピアニストは清水英恵さん
曲は、ショパン、ヤナーチェク、ソナタ (ラヴェル)

内容
・清水さんの住んでたドイツは、どんなところ
・MIDIキーボードに反応する鍵盤のつくりかた
88個の鍵盤をどうやってつくるのか?
・MIDIキーボードに反応するピアノロール
・マイクに反応するコンポジッション
・MIDIを無線で飛ばすには?
・openCL
・ピアニストから見る、映像演出は、どうだったか?
・イベント告知

システム
3面スクリーン(ストアのディスプレイ、プロジェクター2台)
MATROX TRIPLE-HEAD-2-GO
AKAIの88鍵MIDI鍵盤



清水英恵さんは、オペラシティーで6/24にピアノリサイタルを行います。
[曲目]
・ヤナーチェク:草かげの小径にて 第1集
・シマノフスキ:マズルカop.50より
・ショパン:マズルカop.17より/ソナタ第3番 他

石井さんの作品ではopenCLを使い、よりダイナミックで繊細なグラフィックを表現していました

DJGJサイトに石井さんによるopenCL講座が記載されておりますので、より高度なグラフィックを求める方は是非お読みください

2010年4月13日火曜日

Quartz Composerワークショップのお知らせ

DJGJさんのQuartz Composerワークショップのお知らせです

QCWS #6 

2010年4月18日(日)
アップルストア銀座 3F
17:00-18:00




DJGJ(http://blog.djgj.jp/

2010年4月5日月曜日

QCでオーディオファイル再生

QCから音を出すためには

特殊なパッチ「カスタムパッチ」が必要になります

自分でカスタムパッチを作るのも手ですが

目的にあったカスタムパッチがダウンロード出来るサイトを紹介します

kineme」という外国のサイトですが

こちらはQCにとってありがたいサイトであり

多くのQCユーザーがチェックしているサイトです

kineme」はForumsやReferenceといった情報サイトだけでなく

カスタムされたパッチ等も配布されています

今回は「kineme」から「Kineme audio File Player」をダウンロードします

こちらの「Path」に読み込むオーディオファイルのアドレスを入力することによって

QC内にオーディオファイルを読み込むことができます

Enable、Loop、Trigにチェックを入れてください

音楽がループ再生されます

マウスを使用して反応させてみましょう

「mouse」パッチについては当ブログの「QCのマウス制御」を参考にしてください

mouseの左クリックを「Enble」につなぎます

これで左クリックを感知するとオーディオファイルがLoop再生されます


ボタンタイプのギミックを追加します

私はプログラミングやWebの知識がないので

間違った手順かもしれませんが紹介します

円の書いてある画像ファイルを2つ描画し同じ位置に重ねます

最前面に描画される画像に「HSLColor」をつなぎ、好みの色を作ります

クリックされたときに色の変化が欲しいので

色の処理を加えた方の「Enable」にmouseパッチの「Left button」につなぎます

2枚の画像が重なったときに最前面の画像が表示されるので

色が変化したようなギミックができます



※音声ファイルは「otosozai.com」から拝借したものを使用しています