いままでの映像制作では時計を表示する事に意味はあまりありません
なぜなら時計はその時の時刻を表すものであり
制作された映像を視聴する場合
視聴者が見始めた時間により様々なので
むしろ時刻表示する事が出来ないのです
今回はQCで時刻を表示します
まずは「System Time」というパッチを配置して下さい
ここから「time」という出口がありますが、そのままつなぐと
意味不明な数字が表示されますこれは「2001.1.1」からの秒数を表す数字です
秒数で表示されても我々は時刻を認識することができません
なので「Date Formatter」パッチで秒数表示から日時へ変更します
そして前回の「tips」で紹介した
「image With String」を経由し「Billboard」につなぎ
「image With String」のフォント等をお好みで変更
これで時計の完成です
ただの時刻が表示されるだけでは寂しいので演出をほどこします
いままではイメージをそのまま描画してきましたが
今回は高度なモーションを作っていきます
「Particle System」パッチを配置して下さい
こちらは自動で粒子を発生させるパッチです
真四角のものが中央から沢山発生しています
「image」に○型のイメージをつなげれば○が発生します
「Particle System」
Enable (Boolean)
有効フラグ。True のとき描画する、False のとき描画しない。
[ X, Y, Z ] Position (Number)
パーティクルの中心 (吹き出し口) の位置。
Color (Color)
パーティクルにつける色。
[ X, Y, Z ] [ Min, Max ] Velocity (Number)
パーティクルの初速度の範囲。この範囲の中で乱数で与えられる。
[ Min, Max ] Size (Number)
パーティクルの初期の大きさ。この範囲の中の乱数で与えられる。
Lifetime (Number)
パーティクルの寿命 (単位 - 秒)。この時間になるとパーティクルは消えて新たなパーティクルが生まれる。
Size Delta (Number)
パーティクルのサイズの変化量。プラスにすると徐々に大きくなり、マイナスにすると徐々に小さくなる。
Opacity Delta (Number)
パーティクルの透明度の変化量。徐々に透明にする。
Attraction (Number)
中心に向かう力の強さ。
Gravity (Number)
重力の強さ。プラスで下向きの重力。マイナスで上向きの重力になる。
Image (Image)
パーティクルに使用する画像
Blending (Index)
背景との重ね合わせ。単純書き込み (= None)、透明度考慮 (= Over)、加算 (= Add)。
(おなかすいたwikiより転記)
発生するパーティクル素材にランダムで色を付けます
色についてですがコンピューター上ではフォーマットがきめられていて
「RGB方式」「HSL方式」の2つがあります
「RGB」は色の三原則「レッド」「グリーン」「ブルー」を掛け合わせて色を表現
「HSL」は色相(Hue)、彩度(Saturation)、明度(Lightness)を掛け合わせ色を表現
あざやかな光の玉を表現する場合は
「彩度」と「明度」が一定の方がよいので
「HSL Color」パッチを採用
「Random」パッチを「Hue」につなぎ
「Particle System」の「Color」につなぎます
左図を参考に「Particle System」の値を変更します
カラフルな光の玉が雪のように空から振ってきます
以上で完成です
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