DJGJのメンバー合作による
「あのテーブル」
Björk(ビョーク)のライブで紹介された「reactable」を作りたい
との発想から生まれた「あのテーブル」
DJGJの2009年を通しての年間プロジェクトとして制作・研究をかさねた作品を紹介します
スペインの開発チームが作ったreactableは
青白く光るテーブルにコマ状の「マーカー」を置き「演奏」できるというもの
開発社のwebページに作り方やソフトウェアが公開されています
reacTIVision 1.4(http://reactivision.sourceforge.net/)
reacTIVisionというソフトで右図のマーカーを読み取り
「番号」「位置」「角度」を検出します
「TUIO」という信号をアプリケーションに送信し
アプリケーションで描画した映像などをプロジェクターからテーブルに映すという設計
TUIOはQCの標準ではありませんがプラグインが配布されています
TUIO信号は音楽シーケンサー「REASON」にも送信され
マーカーの位置情報や角度などが
「QCの映像」「REASONの音」になります
VJWS#2でのDJGJ奥平氏の話では
そこまでは順調に出来るがテーブル筐体自体の制作が非常に難があったそうです
筐体自体は工芸大生の服部によるデザイン
アクリルを加工する行程ではその大きさから加工や強度等
プロダクトデザインの難しさだけでなく
プロジェクターの光によってカメラが誤認識をしたり
プロジェクターの真下から当てることができず鏡を利用することによる誤差修正等
多くの課題があったそうです
作品の展示は
2009.4.19「Quartz Composer Workshop #2」(AppleStore 銀座)
2009.8.21-24東京工芸大学芸術学部 グループ展「自己満」展
2009.10.24-25「ニコニコ技術文化祭」(東京工業大学)
2009.12.1-4「Oak Valley 2009(株式会社ゴングインターナショナル内覧会)」
と年間を通して4回公開されました
回を重ねるごとにバージョンアップをしているそうです
2010年最初の展示は
東京工芸大学芸術学部 卒展
プロダクトデザイン服部の作品として展示されます
筐体自体をバージョンアップされ生まれかわった
「あのテーブル」
2010年2月19日(金)、20日(土)、21日(日)
六本木アカデミーヒルズ40で展示されていますので
是非足を運んで下さい
http://www.t-kougei.ac.jp/arts/gallery/gra.php
DJGJ(http://blog.djgj.jp/)
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